こんにちは、Erixです。
少しアップが遅れてしまいましたが、6月末頃にWillow Gearさんからアークデスク専用のオプション品であるシフト台を提供頂きました。
設置とレビューを行っていきたいと思います。
アークデスク本体のレビュー記事はこちら→「ゲーミングデスク「Willow Gear ARCdesk(アークデスク)」紹介&レビュー」
まず初めに、これから紹介するシフト台はオプションとして発売予定と推測されるもので本記事掲載時は未発売となっております。
ですので価格に関しては一切不明なのでご了承ください。
こちらが届いたシフト台のパーツ
正方形の箱にみっちり入っていて、見た目のサイズからは想像もつかないくらい『重い』です。
材質はアークパネル(※回転台)と同様で精密な鉄板加工と表面処理、強度が確保されています。
組み立てはビス止めオンリーなので簡単です。
台はこのように2段になっており、シフトレバーやサイドブレーキ等の複数デバイスを共存できるようになっています。
WillowGearさんから使用例となる画像を提供いただきました。
試作段階の画像なので少し形が違いますが、デバイス設置例としては画像のように複数のデバイスを設置できます。
(TMのサイドブレーキ羨ましい!!!)
小さいほうの台は1段目の左右どちらにも固定できます。※ただし中央部分は取り付けができません。(ネジ穴が合うところがありませんでした)
私の場合はファーミングシミュレーター専用コントローラーのスイッチパネルを設置しています。
アークパネルに設置するとこのようになります。ビスでの4点止めになるのですが重量のわりにビスが小さいので設置時は片手で押さえながらだと大変です。
私はデスクチェアを土台にして固定をしました。
固定用の穴は長穴になっているので様々なゲームデバイスに対応できるようになっています。
ちなみに送ってもらう前に少し懸念されていたスイッチパネルコントローラーの台座部分の幅ですが、計ったかと思うくらいピッタリで驚きました。
コントローラー固定ネジの部分もギリギリ指で回せるくらいの高さで設置できました。
通常のハンドルコントローラーである、G25、G27やTH8RSなどのシフター向けに開発されていると思うのでハンコン用途のユーザーは問題なく使用できます。
シフト台設置後はこのような形になります。
わざわざオプションの台が無くてもアークパネルにつければいいのでは?と思う方もいるかもしれません。
しかし、レース系シミュレーターをやっている方は専用シートにシフト台を固定している環境をしばしば見ます。
オープンなデスクでもそれに近いシフト位置で操作ができると考えたら非常に魅力的だと思いませんか?(しかも収納できるんですよ。)
その他のメリットとしてアークパネル本体に設置できるデバイスが増えるということです。
シフターやサイドブレーキがなければ、アークパネルにサブのキーボードや左手デバイスを固定することも可能になってきます。
デスクスペースを活用するという面では非常にポテンシャルが高いです。
しかし、デメリットが無いとも言い切れません。
私としてはメリットなのですが、人によってはデメリットになりうる要素があります。
やはりシフト台の重量がアークパネルに追加されるのでそこにデバイスを設置するとさらなる荷重がかかります。
回転台を格納時は重量により速い振り子状態になるのでしっかり押さえながら格納します。(いきなりロック解除するとケガの恐れがあります)
また、アークパネルは強力なマグネットでの固定をされていますが、重量が増えるほどマグネットから離すための力が弱くなるためデバイス等にうっかり足をぶつけてしまっただけで落ちるリスクが出てきます。(スネ等の当たり所が悪いと・・・)
しかし、私の場合はメリットだと考えています。
何故なら通常ハンドルコントローラーとシフトの2点を設置した場合、もしくは空の状態のアークパネルを強力マグネットから切り離す際の力が想像以上に必要なんです。そしてそれを行うとき『手』が痛いんです。。。
切り離すのに必要な力が重量によって緩和されるのでほどよい力加減で解除できるようになって私は使い勝手が良くなったと思いました。
ちょっと話が長くなってしまいました(;´∀`)
一つ飛んでしまったので振出しに戻ります。
こちらの赤丸の部分の部品について
シフト台のパーツではなく、アークパネルを固定しているマグネット部分をデスク手前側にオフセットするためのパーツになります。
何がどう変わるのかは下記に貼る画像で説明します。
通常設置時は画像の赤い丸の部分がスライドテーブルと干渉してしまい、テーブルを奥までスライドすることができません。
また、オプションシフト台を設置するとシフト台も干渉します。
これを改善するためにほんの少しの角度ですがアークパネルを下方にオフセットします。
このようにシフト台、さらには既存のデバイス部分の干渉がなくなりスライドテーブルを奥まで収納することができるようになります。
シフト台設置時は取り付け必須ですが、私の環境のようにデバイス自体が干渉する可能性があるのでオフセットのみのオプションもあると良いですね。
取り付けも既存のマグネットを一度外して、プレートに付け替えて再度デスクにつけるだけです。
(スペーサーがどっか転がっていきそうになりました(笑))
一応オプション品なので本体とは別売りになると思います。
アークデスク本体だけでも十分活用できますが、もっと本格的に・・・という方にオススメできる品です。
レビューは以上です。
まずはアークデスク本体に触ってみたい、どんなものか実機を見たいという方へ
今年の東京ゲームショウ2019にこのアークデスクが出展されるそうなので、気になる方は是非チェックしてみてください(^^♪ (9月14日/15日)